警告: 微粒子除去フィルターサービス再生中に高温が生じると、ブレーキフルードが沸騰し、右フロントブレーキパイプに少量のガスが生じる可能性があります。これによりブレーキ性能が低下してDTCがセットされる場合があります。可能性のあるガスをすべて取り除くには、油圧ブレーキシステムのエア抜き手順を右フロントブレーキラインに実施する必要があります(DTCが生じていない場合でも)。

注意:非常時の場合、この手順は、イグニッションをオフにするか、アクセルペダルを踏むことで、いつでも中断できます。

注意:サービス再生中、テールパイプ出口の排気温度は300°C(572°F)以上になります。

  1. 屋外に車両を駐車し、サービス再生中は人、その他の車両、可燃物などを遠ざけてください。
  2. 車両から離れないでください。
  3. 車両のテールパイプに後付けの排気ホースを接続しないでください。

注意:この手順中は、フードが閉じたままにし、車両を壁面や建物から距離のある開けた環境に配置します。ラジエーター全体に適切なエアフローを維持することが必要不可欠です。

  1. 手順の前および後にクーラント量およびオイル量を確認します。
  2. 不適切なサービス再生によって、エンジンおよびエキゾーストシステムが損傷する場合があります。
  3. 車両に故障が発生している場合、それが微粒子フィルターに関係のない場合であってもサービス再生を開始しないでください。